いそざき歯科はセッティングロジックに基づいて設計されており、これは全世界共通の規格となっております。それは正確な診療を支えると同時に、診療を受ける側もする側も同時にリラックスできるようになっています。
最近ではユニバーサルデザインと言う言葉を聞かれた方もいらっしゃるでしょう。
ハンディキャップをお持ちの人だけではなく小さいお子さんからお年寄りまで全ての人に適するデザインということでいろいろなものが製品化されています。
ビーチ先生は診療所においてのセッティングロジックを考えるときすでに40年以上まえからユニバーサルデザインと同じことを考えていました。ですからセッティングロジックに基づく診療環境は同時にすべての人に優しい構造となっています。
そのためバリアフリーと特別に設計する必要すらないようになっています。
エントランス
すべての人に優しい構造を考えると入り口に階段は適しません。
建物自体の高さを抑え、入り口は正面、駐車場と両方の方向からスロープになるように最初から作りました。建物高さが道路より10cmしかないと言うのは建築家から見ると常識外になっていると思いますが、セッティングロジックから言うと自然なことです。完全に段差をなくしマットも薄手のものを置いています。
建物内部の床
タイルカーペットです。これはスリッパなどに履き替える必要がなく清掃性と美観のほか診療所での音を響かせない吸音材としての意味もあります
フェイスチェックエリア
ここは診療の後うがいをしたりお化粧を整えたりする所です車椅子も入れるような幅はしてあり洗面台の下に足がはいるスペースをとってあります。
相談室
衛生士の相談室なので開放感と左手のついたて裏側のところにはブラッシングコーナーが設置されています。
椅子は家族の方が来られてもいいように長いすタイプにしています。
ここも車椅子で入れるように間口が広くとってあります。
Dr.の相談室
こちらはプライバシーが守れるように扉がついています。この相談室も衛生士のところと同様に車椅子のかたも入れる間口になっています。
テーブルの形、大きさなどはお互いの距離も考えたセッティングロジックに基づいて作られています。
照明もきつくならないように白熱灯になっています。
診療エリア
正確な治療ができるように設計されています。診療台がまっすぐなことにめずらしがられますが、一番安定した姿勢ですのでお互いがリラックスして治療できます。たまに質問されますが腰の曲がった人にも対応できますし、車椅子のまま診療を受けることも可能です。