IHC : インフォマティックヘルスケア

当院では医療情報開示とその将来の予測も含めて健康のアドバイザーとしての医療を目指しています。

 
医療というとみなさんは何を想像するでしょうか?医療=治療というのが一般的ではないでしょうか? 
   病気になると医者のところへ行き治してもらう(治療)というのが医療のイメージであったと思います。目の前の病気で困っている人をなんとかしてあげる・・これがそもそもの始まりだったと思われます。 

 しかし現在、医療というものはそれ以上の価値を求められるようになりました。 

 現代の医療は病気を治すだけではなく、生活の質(Quality of Life)を高めることまでを目的としています。

 人の命を救う、病気で困っているのを治す。それは基本として病気にかかっている人は何を望んでいるのでしょう? 

単に受身として治療のみを望んでいるでしょうか?みなさんも黙って治療だけを望んでいるのでしょうか? そうではないと思います。この病気はなんという病気で、どういう症状が予測されて、どういう治療法があり、それがいったいどのくらいの時間と費用で解決する可能性があるのか?そして治療をしないとどうなるのか?・・・これをまず知りたいのではないでしょうか?その上で治療を選択し、それを受ける・・・。そのような医療がすでに求められて久しいと思います。

 インフォームドコンセント(説明と同意に基づく医療)という言葉はもう定着していると思いますが、依然として医者は患者に向かって「黙って治療を受けていればいいんだ」というような態度での医療がまだまだ存在するのも事実です。

我々はみなさんにご自身のこと、病気のこと、健康のことを十分に考え理解してもらいたいのです。病気にかかって初めて健康のありがたさを感じるとともに、その健康を将来にわたって末長く維持していく、その方法を身につけてもらいたい。我々は真にそう願っているのです。そのためにみなさんも十分に情報を吸収して頂いて治療というものに積極的に参加していってもらいたいと思います。

 あなたの体はあなたにしか、救えないのです。 
 我々は120%それをバックアップいたします。